年始にあたって 2017-01-20 2017年も慌ただしく始まりました。
すでにご察知のことかと思いますが、不動産バブルの膨張に伴い、中国では各種生産要素の価格がここ数年スパイラルに上昇し、これにより、中国は実体経済が圧迫されるばかりか、内需も実質的に萎縮しつつあります。
量的緩和をして投資を拡大することで無理矢理にGDPを押し上げていくという中国式ケインズ主義経済発展モデルがこうして行き詰まりを迎えてきたときに、国際市場では同時に貿易保護主義と反グローバリズムも台頭しています。
今後ドルの還流に伴い、経済恐慌はアメリカなどごく一部の先進国を除いて世界中(特にアジアなどの新興国)を席巻することになるでしょう。
目まぐるしい時代の変化に追われて、各企業とも不況を乗りきるための対策を講じているようですが、現実を受け止めて未来に目を向け、身につけた技をさらに磨き、業務研鑽に精進し、誠心誠意にお客様の需要に応える以外勝ち残る道はないかと思います。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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